2023年 11月18日 21時45分

 

しばらくパソコンで文字を打つなんてことをしてなかったので、手がうまく動かない。

 

さっき夜ご飯を食べ終えて、ソファに移動した。部屋が寒いので足はこたつの中に伸ばした。しばらくずっと同じレコードを聴いていたので、違うものに入れ替えた。レコードを聴くことはすごく好きだけど、箱から出して、外装のビニールから丁寧に出して、紙のスリーブから出して、もともと聞いていたものをしまって、という作業がめんどくさくて惰性で同じレコードを聴き続けることがよくある。もったいないし、そもそも自分には分不相応な趣味だったなと思うことがある。

だけどさっき、レコードを変えるとき、ソファに座って足をこたつにのばしたまま作業ができて、なんて贅沢な環境を作ってしまったのだろうと思った。寒さや暑さを感じず、ちょうどいい暖かさを感じて、あったかいお茶を飲んで、レコードを流しながら本が読める。それは自分たちが頑張って手に入れた自分の家であるということが本当にうれしい。自分が誇らしい。

 

今自分は人生のボーナスステージにいるんだと思う。


大学を卒業して、暖かい職場で働いて満足したら帰ってきて、ここで人生でTOP3に入る努力をする必要があったけどそれも報われて、喜んでくれる人がたくさんいて、行くのが嫌じゃないバイトにも出会えて、むしろ自分の興味があったことに関われて、将来を考える余裕がある。
すご――――――く嫌な気分になる不安毎もあるけど、もしそれが爆発してもなんとかやっていけると思う、今全部がなくなってもまた1から自分で積み上げていけるなって思える自信と経験がある。

 

誰に誇るでもないけど今の自分が本当に誇らしい。引っ越す前の部屋を思い出しながら、我ながら結構頑張ったよねって自分に声をかける。

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